2016年05月31日

ipad

デスクトップのパソコン3台と
中型の9.7インチモデルのipadが
吾が情報収集・伝達の城である書斎の構成だが、
ipadは初期のバージョンであるため使いにくくなった。

そこで思い切って大型12.9インチモデルを導入したがこれが大当たり。
実に使いやすいし、
閉鎖恐怖症になりそうなiphoneや
重いばかりの初期モデルより格段の使い道がある。

とりわけ大型は、
appleペンとの相性が抜群で、
ニュース番組の速記のスピードが
あの滑らかなゼブラのサラサより1.5倍に早まった。
ipadに書いたメモをEvernoteで
デスクトップに移行することも簡単だ。

多才で、ポータブル。
これまでに見たこともないスーパーコンピュータが登場していた。
電車の中でもipad。
メシ食いながらipad、
テレビを見ながらipadの毎日だ。
HULUの映画もipadだ。
今度はカワセミ撮影にも連れてってやろうと思う。
撮れたてのカワセミをカメラからipadに移し、
その場でネットに公開出来る。
最近の翡翠はペアリングに一生懸命だ。

翡翠の何はさておき交(つる)みけり  月刊俳句榎本好宏選

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2016年05月26日

台所俳句

土佐日記風に書くならば。
女もすなる台所俳句というものを男もしてみんとてするなり。
男の方が深みがありけるに、いと面白し。

葱刻む平穏いまだ続きをり  毎日俳壇1席

葱を刻むという日常性の中に、
人生の「伏魔」があると悟った句である。
選者から深みがあると褒められた。

褒められついでに

玉葱に涙などして暮らしゐる  産経俳壇1席

と同じテーマで頂いた。

「台所俳句」は中村汀女様を
3流俳人どもが冷やかして言った言葉であるが、
汀女様ほどの俳句を作れないからやっかみ半分だろう。

男というものは実に狭量なのである。
例えば

秋雨の瓦斯(ガス)が飛びつく燐寸かな

などという名句中の名句を作れないから、
偉そうに批判するのだ

昔の薄暗い台所でマッチを擦っている主婦の姿を見事に形容している。
汀女は台所俳句の批判に「女性の仕事の中心は台所である。
そこからの取材がなぜいけないのか」と反論しているが、
至極もっともである。

「主婦で外に出ないからテーマがない」などとは
口が裂けても言ってはいけない。
そこにあるテーマに気付くことが俳句の神髄なのだ。
 
桂信子は新婚時代に

ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ

と詠んだ。
初々しい主婦がまずエンドウ豆が成功裏に煮えたと喜んでいるのだ。

男だって台所に立つことはある。
そこに句材はいくらでも転がっている。

米研げば秋冷しかとありにけり   毎日俳壇1席

要するに米を研ぐ水の冷たさに秋冷を感ずる感性を養えば良いのである。
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2016年05月25日

初夏を詠む

最近のすがすがしさはどうだ。
もうすぐ蒸し暑くなる予感はするが、
まだ良い季節を楽しめそうだ。
そんなときは外に出るに限る。

毎日カメラを持って森にゆく。
必ず何らかの収穫がある。
今日も銀やんまの飛翔が撮れた。
250枚くらい連写して3枚しかピントが合わなかったが
それでも飛んでいる写真は珍しい。

俳句もじゃんじゃん連写のように作るのだ。
新聞投句用俳句を1日10句作って20年にもなると、
歳時記を見ただけで着想が浮かぶ。
辞書を見てもヒントが出る。
ましてや実景を見ればたちまち数句が連想のように出来る。
すぐに書き留めないと多すぎて忘れる。

菱の花分けて泳げる青大将  産経俳壇入選

菱は6月頃白い地味な花をつけ、
実は秋に採れ食べられる。
その花の間を縫うように青大将が泳いでいった。

芥川龍之介は俳号を我鬼という。
文人俳句の域を出なかったが、
時折突拍子もない俳句を作る。

青蛙おのれもペンキぬりたてか  芥川我鬼

青蛙は確かにみずみずしい。
ペンキ塗り立てのように見える。
発想の飛躍で名句となった。

天上も淋しからんに燕子花(かきつばた) 鈴木六林男(むりお)

確かに燕子花の花を見ていると寂しさを感ずるときがある。
ふと惜命(しゃくみょう)の思いに駆られて天国を思った句だ。
惜命とは命が惜しいと書く。
その意味もあるが時には、
生き返るような気持ちも含まれる。
命を貴く思う気持ちであろう。
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2016年05月24日

さりげない時事句

冷房を贅沢として老いるかな   読売俳壇1席

早くも冷房の季節が巡ってきた。
最近は毎日冷房だ。
年をとると暑さ寒さが体にこたえるので、
冷暖房はきちんと入れている。

これは去年節約論議が激しいので、
作ってみたものだが、
時期的に選者の感性と一致した。
選者はさりげない時事句ととらえてくれたのだろう。

丈夫なり妻と昭和の扇風機  毎日年間俳壇賞

これもさりげなく節電に触れている。
時事句はニュース性を持たせてはならない。
持たせた途端に軽くなる。
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杉浦よりのお願い

皆様、いつもご愛読有難うございます。
ご健勝のこととおよろこび申し上げます。

さて私ども、このほど「新聞俳句入選のコツ」を
所属の安保政策研究会より出版いたしました。
日々の「俳壇」をまとめたものでございます。
所属する安保研の5周年記念として上梓しました。
元官房副長官・浅野勝人氏から
「新しい随筆の分野」とご高評をいただいております。
ご一読をお願い申し上げます。

既にアマゾンで発売を始めております。
アマゾンで「新聞俳壇入選のコツ」と引けば、すぐに出てきます。
もちろん、お近くの書店に注文していただければ2〜3日で届きます。

杉浦正章拝

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◎杉浦正章理事の 「新聞俳句入選のコツ」 を推薦します。

まさに現代版「徒然草」の面白さ!
安保研理事長 元内閣官房副長官   浅野 勝人

安保研理事・杉浦正章元時事通信編集局長による「新聞俳俳句選のコツ」は、
新聞俳句入門書であると同時に現代版「徒然草」とも言うべき
高度の随想録としての特色を持っています。

通常年寄の作った句集は正直言って「犬も食わない」で、
そっぽを向かれる類いが多いのですが、
杉の子の俳号を持つ杉浦理事は句歴30年、
新聞投句は20年、入選句は何と1000句余り。

その俳句を挿入しつつ、
「心にうつりゆくよしなし事を」生き生きした文体で書き留めた随筆は、
実に説得力があり、
人の琴線に触れる文章力があります。
「ついつい徹夜で読んでしまった」という友人がいるほど面白いのです。

例に引く芭蕉や蕪村らの俳句も、
随想に見事にマッチし、
新しい随筆の分野を創出しております。
新聞俳句を志す人は、
楽しく読んでいるだけで、
投句力が身につくこと請け合いです。

既に杉浦理事は日々の政治評論で見事な洞察力を見せており、
知る人ぞ知る政治評論家です。
是非ご購読をお勧めいたします。

2016年5月22日 19:00  浅野 勝人
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